国勢調査

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民数記はレビ記に続き、取っ掛かりにくい本です。いきなり最初からイスラエルの民の国勢調査が始まります。ひたすら部族や人数が出て来てつまずいてしまう人も多いかと思います。現在は聖書の中で「民数記」と言うタイトルになっていますが、元々のヘブル語のタイトルは「荒野の中で」と言うタイトルだったのです。


民数記はレビ記の1年後から始まります。レビ記では「聖い神とどの様に生きるか」を教えられた民はその通り1年間過ごしたのです。いよいよ約束の地に行く時が来たのです!

国勢調査を行い、正確な民の人数を確認し、いざカナンの地に向かうのでした。順調に進めば2週間ほど歩けば辿り着ける道のりなのですが、約束の地に入るまでに予想よりも長い時間がかかるのでした。。


文句を言い続ける民

File:Book of Numbers Chapter 13-7 (Bible Illustrations by Sweet Media).jpg  - Wikimedia Commons

やはり1年間 神に命じられた生き方で過ごしていても、旅を初めて間もないのにイスラエルの人々は結局文句を言ってしまうのです。なんとモーセの家族であるアロンとミリアムもモーセを裏切り、クーデターを起こそうとします。


RTB Bible Study: Numbers Worksheet ~ Numbers, Chapter 13

約束の地を目の前にして、モーセは12人の偵察隊を送り込みます(1部族1人)。彼らはカナンの地を40日間偵察して、その場所の素晴らしさを人々に伝えました。しかし同時にその地に住み込んでいる人々やアナク人(巨人と恐れられた人々)がいることも指摘し、12人中10人も約束の地に行くことを断念する様にイスラエルの人々に言いました。

イライラが溜まってしまったのか、モーセまでもが神の命令に反することをしてしまいました。そろそろ神の堪忍袋の緒が切れてしまいそうでした。。


神の罰と祝福[God’s punishment & blessing]

イスラエルの人々がモーセと神に反抗し続けましたが、その中でも神はイスラエルの祖先であるアブラハム、イサク、ヤコブと交わした約束を忘れなかったのです。神に言われた通りにすれば2週間で約束の地に入れたのですが、結果的に40年間荒野をさまようことになってしまうのです。そしてモーセが反抗したことにより、モーセは約束の地に踏み入れることができなくなてしまいます。


イスラエルの人々がモアブの地まで移動して来た時にとても不思議なことが起きます。モアブの王、バラクはイスラエルを恐れ、バラムと言う占い師を雇い、イスラエルを呪うように命じました。

バラムは王の元に行く間に喋るロバと口論する場面があり、なかなかコミカルな展開が続きます。そしてようやくイスラエルの人々を見下ろす場所に来て、「いざ呪うぞ!」と言う時に、なぜか呪いではなく祝福しか出来なくなっていて、結果的にイスラエルの人々を何度も祝福することになったのです。これは神がバラムに祝福の言葉しか話せないようにしていたのです!


まとめ

民数記の最後はいよいよヨルダン川を渡り約束の地へ入る場面です。再度国勢調査を行います。神に何度も文句を言い、反抗して来たイスラエルの人々ですが、神は変わらずこの人たちを愛していて祝福しようとしているのが伝わる本でした!


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カテゴリー: 聖書

1件のコメント

[聖書をわかりやすく解説:レビ記] (Leviticus) – About me · 2020年12月30日 10:27 AM

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