新しいリーダーの就任[A new leader]

Joe Biden Sworn In As 46th President Of The United States
NDTV.com

アメリカ時間の1月20日に第46大統領として、ジョー・バイデン氏が就任しました。1月6日に騒動があり、厳重体制の中行われましたが、感謝なことに無事何事も無く済みました。これからの4年間、アメリカを良い方向に導いてくれることを祈っています。


ドナルド・トランプ元大統領に対しての評価は極端に分かれます。熱狂的な支持者もいれば、全く受け付けられない人もいます。中立な意見の人が少ない特殊な大統領であったのは確かです。そして、トランプ大統領の任期中にアメリカは大きく分断されました。一体なぜそうなったのでしょう?誰がそのような状態にしてしまったのでしょう?


アメリカ内部の対立[Internal division]

2017年から2021年1月までの任期でしたが、その前の大統領選挙からすでに分裂が始まっていました。2016年選挙では最終的にドナルド・トランプとヒラリー・クリントンの2択とな理ました。その時の多くの国民の投票の理由は「トランプが大好き!」、もしくは「トランプが大嫌い!」でした。その風潮はトランプの大統領就任後も続き、大統領が交代した今も尚、トランプの話題は尽きないです。


ドナルド・トランプの性格や態度は決して真似したいものでは無いです。また、彼が任期中に行なった決断は全て良いものでは無かったです。そのため、多くの人々はアメリカの分断をドナルド・トランプのせいにする人が多いです。しかし、本当にアメリカの分断は彼のせいなのでしょうか?私はその分断を促進したのは大統領では無く、メディア(ニュース、SNS)だと考えます。


何が分断をもたらしたのか?[What is the cause of the division?]

トランプが大統領の時に問題になったのは「人種差別」と「コロナウィルス」のテーマのものが多かったです。白人の警察が黒人の人を殺してしまったと言う事件の報道をキッカケにBLMなどの活動が起きて多くの人がSNSで論争するのを目の当たりにしました。また、新型のコロナウィルスと言う見えない脅威にアメリカだけでなく全世界が襲われた時の大統領の対応に関しても賛否両論があります。


ある人はドナルド・トランプを聖人のように讃え、ある人は彼を悪魔か反キリストのように嫌います。一国のリーダーなので、行動や言動が注目されるのは当たり前です。しかし、多くのメディアはアメリカで起きている「人種差別」と「コロナウィルス」の問題は全て彼に依存しているように報道していました。「彼さえ変われば」、「彼さえいなくなれば」。その後押しもあり、2020年の選挙でついに大統領が交代することになりました。


ドナルド・トランプがいなくなれば本当に状況は変わるのでしょうか?フランスの歴史人口学者であるエマニュエル・トッド氏が非常に興味深いコメントをしていました:


〈“反トランプ”と“反コロナ”。この二つのネガティブな形でしか自己定義できない民主党が“(空虚な)政策”として無理矢理ひねり出したのが、「人種問題」「黒人問題」です。それに対して“(実のある)政策”として「経済問題」を打ち出したのは、トランプの方です。本来の意味での“政治”は「人種」ではなく「経済」を問題にしなければなりません。ところが、それができないからこそ、民主党は「人種問題」に特化したのです〉


2020の選挙ではトランプは引き続き「アメリカ第一」の政策を進めようとしていましたが、対する民主党からは、とにかく「反トランプ」の一点張りだったのです。「人種差別」を無くすと言うことはとても有意義な目標ですが、「政治」で解決しなければいけないのはエマニュエル・トッド氏が話したように「経済」の方なのです。しかし多くの人たちは様々なメディア(ニュースやSNS)を通してとにかく政権が変われば「人種差別」、「経済」、そしてこの「分断したアメリカ」の問題が解決すると考えているのです。


一つに戻れるのか?[Can we re-unite?]

人間は何か見える・触れられる「悪者」を作りたがる生き物です。そうすることにより、人生で経験する様々な問題の原因をその「悪者」に押し付ける事ができるのです。ナチスドイツではユダヤ人を悪者にし、ドナルド・トランプはメキシコ人を悪者にし、民主党はドナルド・トランプを悪者にしたのです。今やインターネットを通してどんな情報や物もいますぐ手に入る時代ですので、私たちはより目に見えるものや触れられるものに左右されてしまう時代になりました。


アメリカは元々キリスト教であっただけに残念ですが、キリスト教では目に見えるものでは無く、むしろ目に見えない「神」に信頼して行くことが大事なのです。今大統領が誰なのかでは無く、目に見える状況がどうなのかでは無く、私たちはどの時代でも変わらないもの目を向けることが出来ればきっと人々はまた一つに戻れるのでは無いかと思います。


カテゴリー: 生活英語

1件のコメント

Louvenia · 2021年7月13日 2:27 AM

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