ブログを書き始めてから日本とアメリカの言語や文化の違いを良く考えるようになりました。そしてわざわざブログを読んでいただいた方々から貴重な意見をいただけて本当に感謝です。

英語と比べて、日本語はとても繊細な言語だと思います。「英語は表す言語で、日本語は隠す言語」と言われてもいまして、英語は如何に考えていること、思っていることを表現するかには長けていると感じます。そして日本語は言葉の裏の考えや思いを探らされる様な表現をすることが多いです。

翻訳・通訳をしていてこの言語の違いで、中々困ることが良くあります。今回はその日本語の英語に訳しにくい(もしくは訳せない)5個の単語を共有します。皆さんはどの様な単語を思いつきましたでしょうか?


  1. 懐かしい:久しぶりに友達と会った時や、昔通っていた学校に行くと「懐かしいなー」と思いますね。この「懐かしい」と言う単語は英語に直訳するのが難しい単語です。「Nostalgic」が直ぐ思いつきますが、こちらはどちらかと言うと遠い昔を思う、もしくは故郷を思う様な意味合いなので、必ずしも正しい訳では無い。友人に教えてもらいました訳し方の「Brings back memories」だと、「あの頃のことを思い出すね」と言う意味合いがあるので良さそうです。

  2. 流石(さすが):とても感心した時などに「流石!」と言います。「流石」ですが、実は意味が複数あると言うことはご存知でしょうか?「期待通りのことに改めて感心する」と言う意味もあれば、「相反する思いを抱く(流石に無理では?)」と言う意味があるので、意外と使い方が難しい単語かもしれないです。「Just as expected(期待通り)」、「Even for(。。だとしても)」が英訳として良いかもしれないです。

  3. やはり・やっぱり:やはりは「やはらか(和か)」と言う古語から来ていて、「変わらないこと」を表します。そこから「予想通り」の意味になったとされています。英語で表現する場合は「As always」が近いかもしれないです。

  4. いただきます・ご馳走様でした:ご飯を食べる時に日本人はほぼ反射的に「いただきます」と言いますね。恐らくほとんどの人はその理由を考えずに言っていると思います。海外では食事の前に神様に感謝のお祈りをしてから食べる習慣はありますが、それとは「いただきます・ご馳走様でした」はちょっと違います。「いただきます・ご馳走様」は食事を用意してくれた方(植物のを育ててくれた方、調理してくれた方、提供してくれてる方)への感謝の意味と言う説が一般ですが、食事となるために命を失ってくれた植物そのものに対しての感謝の意味もあると言う説もあります。

  5. 適当・いい加減:「適当にやる」、「いい加減な人」はあまり良いイメージが無いですね。どちらの単語も本来は「適度な」、「丁度良い・切りが良い」と言う意味合いだったが、別の意味で「誤魔化そうとしている」意味でも使われる様になっています。丁度良い場合ですと、「Just right」が適切ですが、良く無い意味合いの場合は「Sloppy, Careless」が近いかもしれないです。


言語も違えば文化も違い、同じ言葉でも違う意味が複数ある場合だと、文面を良く理解しないと訳すのが難しい場合が多いです。まだまだ他にも訳すのが難しい単語があると思うので、それはまた今度お話していければと思っています。

#Japanesetoenglish


1件のコメント

英語に直訳できない日本語5選② [5 more Japanese words that can’t be directly translated to English] – About me · 2020年11月12日 4:55 PM

[…] 英語に翻訳するのが難しい日本語の単語を5つ紹介させていただきましたが(https://practicalj.com/english/76/)、まだまだありましたので、もう5選紹介します! […]

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